サポート対象地域

ASEAN(東南アジア諸国連合)では、各国の経済状況は総じて好調であり、中間層や富裕層の人口も拡大傾向です。そのため、今後の物販やサービスの市場の拡大が期待出来ます。

また、香港は、法律的、経済的に成熟しており、香港で事業を行うだけでなく、ASEANへの進出拠点としても有用です。ITLは、香港に加え、ASEANの中でも日本からの進出に適した、それぞれ特色のある国であるマレーシア、タイ、インドネシアへの事業進出を支援しております。

進出支援地域

提供サービス

進出先で事業展開するにあたり必要となるサービスをパッケージングしてご提供いたします。

  • 現地調査・マーケティング
  • 登記申請
  • 不動産の斡旋
  • 税務申告
  • 現地コネクションを利用した人材の紹介 etc.

海外進出の留意点

  1. ①進出先では、法制度も文化も現地の独特のものとなります。信頼できる現地パートナーを探して組むことが成功への早道です。
  2. ②嗜好も商慣習も日本とは異なるため、テスト・マーケティングを行ってから進出を決める方が安全です。
  3. ③進出形態は、駐在員事務所の設置→支店の開設→現地法人の設立と段階を踏むのが安全です。
  4. ④パートナーと合弁会社を設立する際は、撤退の条件を明確にしておきましょう。撤退条件が曖昧なために損失を出しながらも撤退するまでに時間がかかることがあります。
  5. ⑤東南アジアは、近年賃金上昇が激しくなっています。安い賃金を求めて進出する場合には注意が必要です。

香港、マレーシア、タイ、インドネシアの特徴

香港 ASEAN
マレーシア タイ インドネシア
1人当たりのGDP(2011年度)※ 約3万5千ドル 約1万ドル 約5千ドル 約3千ドル
法人税率 16.50% 25.00% 23.00% 25.00%
インフラ 輸送手段、電力とも安定 輸送手段、電力とも安定 輸送手段、電力とも安定 輸送手段には課題があり、首都ジャカルタの交通渋滞は有名。また、電力は逼迫しており、ジャカルタ以外では停電もある。
進出可能な形態 駐在員事務所
支店
現地法人
駐在員事務所
支店
現地法人
駐在員事務所
支店
現地法人
駐在員事務所
現地法人
現地法人の外資規制 外資規制はほとんどない。 小売業、金融・保険業に外資の出資規制あり。 サービス業では外資の出資は原則49%まで。 小売業は、大規模店以外外資の出資不可。その他、飲食業などにも外資の出資割合の制限があるため注意が必要。
魅力 外資規制がほとんどなく、外国企業が活動しやすい。法律的、経済的に成熟した社会。 ASEANの中では豊かな国であり、車や娯楽といった分野の伸びが期待出来る。 ASEANの中では低い法人税率、真面目な国民性、発展著しい中国とインドの間に位置する地理的優位性。 日本の約5倍の広大な国土、日本の約1.9倍の人口を擁する商圏。親日的な国民性。

※日本の1人あたりGDP(2011年度)は、約4万6千ドル。